ロケット好きならハンツビルに行こう! U.Sスペース&ロケットセンター
こんにちは。
今日は、アラバマ州ハンツビルにあるU.Sスペース&ロケットセンター
のご紹介です。
ハンツビルって?
アラバマ州ハンツビルは、アラバマ州がアメリカ合衆国に22番目に加わった際の調印がされた場で、人口約18万人の街です。
そして、アメリカの宇宙開発プログラムが生まれた街としても有名です。
ナッシュビルからは車で約2時間の距離にあります。
最も有名な宇宙ロケットセンターだけでなく、ダウンタウンにも、アラバマの歴史や生活がわかる博物館や昔ながらの建物が立ち並ぶオールドタウン歴史地区など、様々な見どころがあります。
U.Sスペース&ロケットセンターってどんなところ?
ハンツビルのダウンタウンから車で15分程度のハンツビル郊外にあります。
NASAのマーシャル宇宙センターに併設された、1970年にNASAのビジターセンターとして一番最初に作られた施設です。
アポロ宇宙船を運んだサターンVロケットがこの町で作られたため、サターンVの実物大模型が展示されています。
入場料は大人25ドル、子ども17ドル、4歳以下は無料です。上映されている映画を一つ見ることができるチケットは大人30ドル、子ども22ドルです。
こちらのロケットセンターは全米の他のロケットセンターに比べて落ち着いているので当日のチケット購入でも問題ないと思いますが、心配な方はこちら から事前に購入することができます。
サターンVロケットの実物大模型
USスペース&ロケットセンターのシンボルにもなっているサターンVロケットの実物大模型が、入り口の外からも見えます。
中に入ると、映画のスケジュール、館内図などを確認して、見学します。
スターウォーズのキャラクターもいました。
外の広場には、アメリカらしい軍の輸送機が展示されていたり、アメリカが初めて月面着陸をした時を再現した場所などがありました。
スペースシャトル パスファインダー号
こちらは地上試験用の実験機ですが、本物とほぼ同じ大きさや重さでできています。
この機体は1983年の大スペースシャトル展で日本にきたこともある機体だそうです。
サターンV
館内には、当時のテスト機用の部品から再現されたサターンVの模型があります。
あまりの大きさに一枚の写真では収まりきらなかったです。
現存するサターンVの機体はヒューストンのジョンソン宇宙センターとフロリダのケネディ宇宙センター、ここハンツビルの3箇所にある3機のみです。
その中でも、2機のサターンV(館外にある実物大模型とこの機体)を見ることができるのはハンツビルのみです。
エンジンの構造なども展示されています。
また、館内には宇宙服の展示もあります。
月の石
アポロ12号で持ち帰られた月の石も展示されています。
こちらはフロリダのケネディ宇宙センターと違い、実際に触ることはできませんが、とても大きな月の石です。
宇宙飛行士たちが宇宙飛行時に着けていたオメガのスピードマスターと、人類が初めて月に降り立った時の探査機の模型が展示されています。
アポロ16号の司令船
実際にアポロ計画で使用された、アポロ16号の司令船が展示されています。
司令船の表面は元々は銀色ですが、大気圏突入の際の熱で焼け焦げてこのような茶色になっています。
国際宇宙ステーションISS
ISSの実験棟、居住棟の模型もありました。
宇宙飛行士たちが宇宙で使うトイレの模型もありました。
まとめ
ハンツビルという、あまり馴染みのない場所にある宇宙センターですが、個人的にはとても楽しかったし、とても満足度の高い施設だと思いました。
その理由としては
1、アメリカにある他の2箇所の宇宙センターに比べて人が少ないのでのんびり見学することができる
2、入場料が他の施設より安い
3、顔を入れて撮るような写真スポットが多くあり、思い出になる
4、体験型アトラクションがある
ただし、宇宙センター内のバスツアーは現在アメリカ市民権を持っている人しか参加できないので、そこは残念だと思います。
そこまで混んでいないので、半日もあれば十分見学することができると思います。
アメリカ南部に旅行することがあれば、ぜひこの宇宙センターも訪れてみてください!